足の指というのは、足の延長であると考えられます。足の指のトラブルとしては、「変形」「骨折」「痙攣」「うおのめ」「けが」そして「巻き爪」などがあります。
足というのは、私たちが人生においてどのように前進しているか、その前進の仕方を表わします。そこから考えると、足の指のトラブルは、その前進の仕方における細かな問題を象徴すると言えるでしょう。足の指にトラブルが起こると、私たちは自由に、容易に前進することができなくなります。ということは、その人が、未来に向かっていこうとするやり方、未来に関する考え方において、無益な恐れを作り出しているということを意味します。細部にこだわりすぎているために、状況全体が見えなくなっているのです。「木を見て森を見ず」という状況になっていると言っていいでしょう。その結果、自分が本当にやりたかったことを見失い、飛躍することができなくなってしまいます。
最もトラブルを起こしやすいのは親指でしょう。したがって、親指にトラブルが生じたということは、その人が、自分が選んだ方向に関して、後悔または罪悪感を感じていることを表わしています。あるいは、自分が選びたいと思っている方向に関して、罪悪感を感じていることを表わしています。
*心身医学的な解説です。参考になるところがあれば参考にしてみてください。